クリストフル 王冠の紋章が入った三つ足のポット(19世紀後期)
三つ足に蓋とハンドルを備えた、やや異彩を放つポット。蓋には王冠のエングレービングが施されており、富裕な邸宅や格式ある場で使用されたことを想起させます。外観のデザインは実用性と装飾性を巧みに融合させ、室内の調度品としても邸宅の食卓やサロンに似つかわしい佇まいを呈しています。
裏面の刻印「ALFE NIDE(アルフェニド)」は、この器がアルフェニド製であることを示します。アルフェニドは銀を模した金属合金で、1850年に19世紀フランスの化学者兼金細工師であったハルフェン兄弟によって開発され、その後1880年にアルフェニド工場はクリストフルに買収されました。アルフェニドは重厚感と耐久性に優れ、耐腐食性という実用的利点を持つため、食器や装飾品に用いられました。
本品の仕上げは興味深く、外側はマットな質感で落ち着いた風合いを見せます。光沢を抑えた外面は室内灯や自然光の下で柔らかな陰影を描き、年代物の風格を際立たせます。一方、内側にはシルバープレートが施されており、実用面での衛生性や耐食性にも配慮された作りです。この二重の処理は美観と機能の両立を意図したもので、所有者の上質な嗜好が反映されていると考えられます。
光沢のあるシルバープレートの傷は気になりますが、このポットの表面はマットであるため黒っぽくなった傷が良い風合いになっています。蓋はきっちり閉まり気密性は高めだと思います。
商品番号:SPL0005
サイズ:高さ約10cm(ハンドルを上げた時約10cm、ハンドルを下ろした時約8.5cm)直径約7.4cm
重さ:191g
三つ足に蓋とハンドルを備えた、やや異彩を放つポット。蓋には王冠のエングレービングが施されており、富裕な邸宅や格式ある場で使用されたことを想起させます。外観のデザインは実用性と装飾性を巧みに融合させ、室内の調度品としても邸宅の食卓やサロンに似つかわしい佇まいを呈しています。
裏面の刻印「ALFE NIDE(アルフェニド)」は、この器がアルフェニド製であることを示します。アルフェニドは銀を模した金属合金で、1850年に19世紀フランスの化学者兼金細工師であったハルフェン兄弟によって開発され、その後1880年にアルフェニド工場はクリストフルに買収されました。アルフェニドは重厚感と耐久性に優れ、耐腐食性という実用的利点を持つため、食器や装飾品に用いられました。
本品の仕上げは興味深く、外側はマットな質感で落ち着いた風合いを見せます。光沢を抑えた外面は室内灯や自然光の下で柔らかな陰影を描き、年代物の風格を際立たせます。一方、内側にはシルバープレートが施されており、実用面での衛生性や耐食性にも配慮された作りです。この二重の処理は美観と機能の両立を意図したもので、所有者の上質な嗜好が反映されていると考えられます。
光沢のあるシルバープレートの傷は気になりますが、このポットの表面はマットであるため黒っぽくなった傷が良い風合いになっています。蓋はきっちり閉まり気密性は高めだと思います。
商品番号:SPL0005
サイズ:高さ約10cm(ハンドルを上げた時約10cm、ハンドルを下ろした時約8.5cm)直径約7.4cm
重さ:191g