三つ葉のシュガーシフター

果物などに砂糖をふりかけるためのこの道具は、「シュガー・シフター」と呼ばれています。これは細かい穴が空いた容器があることで均一に砂糖をまぶすために使われました。

三つ葉クローバーの形をしたシルバー製のシュガーシフターは、その希少性と美しさから特に価値があります。繊細な細工で再現された三つ葉のデザインは、単なる実用具としてだけでなく、装飾品としても魅力を放ちます。クラシックな銀の輝きと自然モチーフの組み合わせは、アンティーク市場においても高く評価され、コレクターの心を惹きつける逸品です。こうした珍しい形状の銀製シュガーシフターは、時代を超えた洗練された趣を持ち、優雅なティータイムに華を添えます。

1906年にバーミンガムのアッセイオフィスで検査された銀製品のホールマークは、その高い純度を誇るスターリングシルバー（92.5%以上の純銀含有）であることを示しています。Reynolds & Westwoodが製造したこれらの品は、当時の英国銀製品の品質基準を満たし、卓越した職人技と信頼性の証として評価されています。バーミンガムのアッセイオフィスは長い歴史を持ち、厳格な検査によりシルバーアイテムの真偽と純度を保証しているため、このホールマークはアンティークシルバーの価値を高める重要な証しとなっています。

サイズ：最も長い部分の幅約7cm　高さ約1.2cm